スローフォックストロット&ジャイブ <軟骨再生>

スローフォックストロット&ジャイブ <軟骨再生>

もう今年も年末ですね。

今年は何をやりましたか?
今年は社交ダンスを始めました、と言えることは、良い事ですね。新しいことを始めるには気力も努力も必要です。
正直大変だと思います。でも、新しいことをやらなくなったら、身も心も年取ってしまいます。
人生チャレンジですよ!

●スローフォックストロット

なかなか難しい種目ですね。
何しろ特徴がなく、覚えにくい種目です。

ナチュラルターンの部分で、アウトサイドにステップしてしまう男性が多いですね。ワルツのナチュラルターンの感じがしてしまうのでしょう。

また、女性がヒールターンした後に、逆の足を出してしまうことが非常に多ですね。
女性のナチュラルターンは、左足、右足、左足の順番です。
間違えないでくださいね。

さらに今回は、アウトサイドへステップするためのコツを離しました。
どちらかの肘が前に出ているんでしたね。
これがスローをやるための重要な部分です。
しっかりとマスターしてください。

●ジャイブ

こちらは、早いステップですので体力が必要ですね。
でもコツをつかんでしまえば比較的覚えやすいダンスです。

シャッセの仕方がちょっと難しいです。
これは繰り返して慣れてくださいね。

今日はアメリカンスピンまで覚えて、一周できるようにしました。
ちょっと相手の手を押す感じで回ってみましょう。

運動量がありますから、踊り終わるとすっきりできるのが良いですね。
冬でもガンガン汗をかいて踊りましょう。

●<軟骨再生>

しばらく前のニュースで軟骨再生について書かれていました。

これは実は結構重要な技術なんです。
しかもダンスとは無縁じゃありません。

関節を痛めたことがある方はご存知かもしれませんが、実は現在の技術では関節を痛めると、治療として出来ることは非常に少ないです。
画像の説明
一つに、関節のクッションを果たしている軟骨細胞の再生能力が非常に低いからなのです。現在の医療では、治療の仕様があまりないのです。

本当にどうしようもなくなると、人工関節に置き換える手術がかなり普及してきており、昔に比べると選択肢は出てきたのですが、非常に大がかりな手術なため、積極的に行われるものではありません。

ですから、膝や股関節を痛めて病院に行っても、何もしてもらえず、がっかりされた方も多いと思います。

ちなみに軟骨が無くなると何が問題なのかと言うと、骨同士がぶつかる状態になります。
そうすると骨に棘が出来てしまうのだそうです(骨棘)
それがぶつかり合って、非常につらい痛みが出てくるのだそうです。

コンドロイチンやグルコサミンで良くなるよ~みたいなCMが流れていますが、あまり軟骨再生には効果が無いようです。
(あればちゃんと治療薬として薬になっています)
なんで、高いお金出して買っちゃだめですよ。
痛みどめ程度の効果がある?程度の物らしいです。
(探せば安いサプリも沢山あります)

さて、そんな状況の中、医術の進歩はすさまじいもので、皮膚細胞から軟骨細胞を作り出す技術が発表されました。
皮膚細胞から軟骨細胞

高価で時間のかかる話題のiPSを使わずに、制作したそうです。
これが実用化されれば、軟骨治療に大きな朗報になります。

軟骨が無くなって骨棘ができたりすると変形関節症という状態になるのですが、この患者は全国で750万人もいると言われています。
社交ダンスをやっている人も、これに悩まされていたり、ダンスを辞めざる得ない人もたくさんいるんです。

ぜひとも、早く実用化してほしいものですね。

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